高齢喪女が子宮筋腫の手術をすることになった

備忘ログ&お役に立てば幸いです。

#9 初診

あっという間に3週間が過ぎ、初診。

会社を午後休にしてその足で病院へ向かいます。

持ち物は、

 

紹介状(宛名なし)、CDデータ、MRI画像。

そう。あのでっかいMRI画像。これ持って出社…?

 

満員電車では折れないか心配し、

職場では自立しないから置き場に困り、

午後休を後悔しつつ、そんなこんなで初診です。

 

初めて病院を見た印象は思っていたより小さい&古い、です。

こんな小さいのにオペ室も入院病棟もあるのか〜と思いました。

祖母が入院していたのは大病院ばかりだったのでイメージが。

 

受付の方も看護師さんもとても丁寧でした。

問診票には「子宮頸がん検診有無」があり、無しにしました。

看護師さんに不思議がられたので正直に、

「前のクリニックでは経験がない場合はやらないと言われました」と答えました。

声に出すのは紙に書くより恥ずかしい。

 

そんなこんなで婦人科で先生と初対面。

写真で見るよりくたびれ(失礼)お疲れな様子の先生。

どんな方か緊張していたら先生から声を掛けてくださった。

「1個しかないんだねぇ」ってのが第一声でした。これ覆されるんだけど。笑

「筋腫って感じの筋腫だね」が次に言われた言葉。

フランクな雰囲気を感じて一気に脱力しました。

先生との相性って大事だと思うんだよねぇ。

 

質問をぶつけ話し合って結論として手術することになりました。

手術の前にリュープリン注射を打って欲しいと言われました。

先生曰く「身体をおばあちゃんにする注射」で擬似的に閉経させるのだと。

打つ目的はサイズ的には今のままでも充分可能、だけど手術時の出血量が格段に違う。

ネットの知識では「筋腫を小さくする注射」だけだったの出血の話は初耳。

 ちゃんと先生とお話すると知ることがあるなぁ。

 

大体の手術時期を決めて逆算でリュープリン注射の開始時期を決めます。

受診したのは12月上旬でしたが「手術は3月か4月かな」と言われて

突然目の前に突きつけられた具体的な時期に戸惑いを隠せませんでした。

とりあえず時期的に年度末年度始めなのでズラすことに。

次回注射は2月に来てね、となりました。

 

そう言えば性経験がないことを先生には確認されなかったなぁ。

看護師さんが伝えてくれたらしい。

「普通には診察できないから、」と気遣っていただき内診なしで診察終了。

とても大きな1歩を踏み出した1日でした。

 

帰りに預けたものが返却されたんですけど、MRI画像もういりませんけど?!笑

個人情報だからお返しすることになってて…でも要りませんよね?と苦笑いされた。

こっちで破棄するので同意書にサインくださいって言われました。

あれで個人が特定されるとは思わない…個人情報の定義が分からん。